ざっくりとGoogle Sitesを触ってみる
朝、こんなニュースが。
http://jp.techcrunch.com/2016/11/23/20161122googles-redesigned-google-sites-goes-live/
あー、Google Sitesってあったなあー。と。しかし唐突。つか、Google Sitesのこれまでの放置とか、日本法人だけでしたがみんビズとか、このあたりのサービスに対するGoogleの姿勢ってよくわからないのですが、タイミング図っていたのでしょうかね。
また、G Suite との連携が意識されているようで、ドキュメントの共有とかそのあたりも意識しているのかな?という雰囲気です。GithubやBacklogなどのWiki機能みたいな位置取りになっているのかもしれません。見る限りクローズドな状態にはできないですが。
で、ちょっと触ってみました。
最初の画面、右下の「+」を押して作成開始
作成開始時、見ての通りやることは相当限られているけども、Googleの各種ツール周りの充実ぶりから見てどういう使い方してほしいかはなんとなく想像が。
面白いなと思ったのは、ヘッダーにあたる個所の背景画像を変えると、可読性を上げるための調整を自動的に行うところ。文字の色から勝手に変えてきます。
「なんだかなー」となったのが日本語の入力時の挙動。入力が確定すると選択状態になったり、確定した文字が再度挿入されて2重になったり。このあたりはほどなく直るでしょうが現状、面倒です。
あと、2カラムとか最初から想定に入っていない感じです。1カラムで積んでいきます。
画像の挿入などは近頃のツールと同様にできます。Googleドライブ、アルバムの表記があるように、自分の利用している他サービスから持ってくることも可能です。ただ、Googleフォトは入っていないですね。
URLからの埋め込みはOGPなどあればボックスで挿入できます。
マップやYoutubeなどもお手の物。Youtubeの検索結果がやや古い?
ページの追加は右のボックスから。追加すると自動的にナビゲーションが作成されます。
プレビュー機能。スマホ相当のプレビューもできます。
公開を行う画面、サービス全体でユニークな名前にする必要があります。
で、公開。URLが https://sites.google.com/view/ユニークな名前/ というルールになっています。スマホでの閲覧も問題ありません。
さて、使えるのか?
ここからは完全に私見ですが、ページを作成するという面においてはやや挙動に微妙な点はありますが、そこもほどなく直るんじゃないかという前提のもとでなら、使えるものでしょう。G Suite を使っているのであれば、Googleのフォームも使えますし、様々な連携も期待できます。アナリティクスも手早く設置可能です。嫌でもスマホに対応したページなるような作りになっているのはさすがはGoogleという感じですし。
他の同様のサービスも含めて、作成したページはユーザーの動線の一部として動かすでしょう。なので、実際には、そのページ以外のインターネット内(SNSや広告管理など)、インターネット外(実店舗や他のメディアなど)にもコストをかけるので、ウェブページを低コスト(お金以外も含めて)で手早くというニーズにはマッチするかもしれません。
ただ、懸念点としては
URLはそんなんでいいのか?
日本語まわりの挙動とか本当に直るのか?
そもそもGoogle、会社は潰れることないだろうけど、サービスは平気で潰す
といった面がありますので、そのあたり慎重に判断の上採用を検討されればよいかと思います。
私が個人的に使うことあるか?人にオススメすることはあるか?についてですが、現時点ではあまり想定できないです。あくまでも現時点ではですが。
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