前川が大きなホールの演壇に立ち、プレゼンテーションを行っている。スクリーンには『オープンセミナー2024@岡山』や『2024年10月19日(土) オルガホール』などの日本語のテキストが表示されている。講演者はマイクを使って話しており、暗めの照明の中で進行している。スクリーンには、聴衆が座っている様子が映し出されている。

オープンセミナー2024@岡山の実行委員長、任務完了の辞 #oso2024

2024年10月19日(土)に実行委員長を拝命したオープンセミナー2024@岡山が無事に終了しました。
「のびしろ」というテーマで6名の講師とスポンサーさんにお話してもらいました。

その日の模様は下記を見てなんとなく雰囲気を感じてみてください。

オープンセミナー2024@岡山まとめ #OSO2024

実行委員長としてのオープンセミナー2024@岡山

去年の年末の忘年会議の会場で実行委員長の打診
があり、その場で快諾しました。実行委員長の仕事は「方針を決めて、その方針に関わる判断・決定を行う」という感じでした。まさに「神輿に乗る」というやつでした。

となると「方針」をどれだけしっかり立てられるかが実行委員長に求められます。自分の考えや気持ちという個人の発露、今現在の状況やその中で共感されると考えた課題感、イベントとして成立するロジックと大義名分、それらを組み合わせて考えまくりました。

結果、出てきたものは
「参加した若い人のモチベーションが上がるようなオープンセミナー2024@岡山にしたい」
という方針でした。

もう少し解像度を上げると、以下になります。

  • 「若い人」の定義は?→新卒で岡山でIT系の業界で働き始めて数年ぐらいの人(実際に岡山で無くてもいいし、中堅やベテランを排除するということではない)。
  • 「モチベーションが上がる」をどうやって実現するか?→年代の近い人や、少し上の人の働き方・考え方を知ることで、現実味のある指針をイメージしてもらう。
  • 「年代の近い人や、少し上の人」の「少し上」は?→「若い人」は上記の想定から20代中盤から後半になるので社会人「先輩」として現実味のある範囲。だいたい5年、離れても10年は行かないぐらい。

上記からイベントの骨子を
「登壇者は35歳以下で、同年代もしくは少し下の世代に向けて話してもらう」
としました。

「のびしろ」

オープンセミナー2024@岡山のテーマは「のびしろ」でした、別案もいくつか出てはいましたが「のびしろ」が降りてきてからは「これで」という感じでした。

テーマが決まったらあとは進むのみという感じで、講師の方に依頼して皆さんに快諾いただきました。

ちなみに、講師の方々への登壇依頼の文面です。

オープンセミナー2024@岡山実行委員長の前川です。

[中略]

私たちは○○さんにも登壇していただきたいと考えています。

あなたのキャリアにおける成長、成功、そして挑戦に関する物語は、参加者の「のびしろ」を刺激する貴重な例となります。たとえば、以下の点に焦点を当ててお話しいただければ幸いですが、これに限定されず、あなたの「のびしろ」に関する見識を自由に共有してください

  • 具体的な課題への取り組みとその過程で見つかった自身の新たな可能性
  • 自己の「のびしろ」を発見したきっかけと伸ばし方
  • 業界内での成長を遂げるために活かした個人の潜在能力
  • 今現在「のびしろ」を感じている技術や分野など

さらに、あなたの情熱や創造性、そして未来への展望を通じて、参加者に自らのキャリアや人生における未開拓の可能性を探求するインスピレーションを提供してください。あなたの話が、参加者にとって自己実現への具体的な行動を促す契機となることを期待しています。

登壇者として、あなたが共有する知見と経験は、業界の未来を切り拓く若い世代にとっての貴重なガイダンスとなります。このオープンセミナーで、彼らにとってのロールモデルとして、そして自らの「のびしろ」を最大限に引き出すきっかけを提供することを願っています。一緒に、お互いに学び、成長し合う場を作り上げていきましょう。

講師の方々は、

  • 会社の規模
  • 居住地
  • 仕事上のロール
  • 働くスタイル

などさまざまで、「幅」という部分では足りてない部分もありました(反省点)が、聞く人にさまざまなパターンを提示できました。

セッションの内容も、お願いの文章を真正面から打ち返してくれる方もいれば、「あなたの「のびしろ」に関する見識を自由に共有してください」で違う視点を提供して頂いた方もいて、バラエティ豊かになりました。

イベント当日

イベントが始まってしまえば、実行委員長のやることは挨拶とお礼ぐらいのものです。登壇者・参加者・スタッフの皆さんが作り上げる場にただただ感謝でした。

印象に残っているのは、各セッションの後の質疑応答が活発であったこと、そして質問されていたのが登壇者の方々と同世代もしくはそれよりも若い方であったことでした。その光景にオープンセミナー@岡山の「のびしろ」を見たような気がします。

最後に

今回、オープンセミナー2024@岡山の実行委員長として、今回のイベントにあらゆる形で関わって頂いたみなさん、本当にありがとうございました。


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