ボーンさんに読むように言われたので『ファスト&スロー』読みました
結論から言うと、とてもとても読んで良かったです。ちょっとこれから先、生きていく上で、これ読んでて良かったなと思うぐらいです。
内容とかは、リンク先のレビューとか、いろんなところで紹介されているのでそこ見てもらうとしましょう。ここでは私の個人的な感想を書きますよ。
読むきっかけはタイトルの通りボーンさんが読むように言ってたからなんですが、その「ボーンさん」の説明しますね。この本の登場人物です。
この中でボーンさんが、ライティングを行っていく上での参考としてこの本を挙げていたのです。私の中でのボーンさんの信用は絶大で、前作(沈黙のWebマーケティング)でも、ボーンさんに言われて『人を動かす』を読みましたし。
で、実際読んでみると、ライティングどころか、どう生きていくか、どう人とそして自分とコミュケーションを取っていくかについて、とても考えることができる書籍でした。なんか、人に優しくなると言うか、他者に対して受け入れられるパイが広がるんじゃないかと。そして自分自身の思考や精神の状態把握に役立つんじゃないかと思います。
この本、上下巻の2冊構成です。
上巻で、人の意思決定のメカニズムについて、様々な検証実験の結果などとともに解説されています。そして下巻では、ノーベル経済学賞をとった行動経済学について上巻の内容も踏まえて解説しています。
極端な話、上巻だけでも十分じゃないかと思うぐらい、上巻で目から鱗がぼたぼた落ちまくりました。40も半ばになってこんなことになるというのも、今までの自分の人生経験大丈夫かって感じですが、実際そうなったんだから仕方ありません。はい。
ということで、今年から高校生になった長男に「読め!」って渡しましたが、さて彼は読むかなー。読んだとしてどう思うかなー。
いわゆる行動心理学的な領域ではそれこそ『人を動かす』が古典的な位置になるんじゃないかと思いますが、この『ファスト&スロー』は今後そういった位置取りになる本なのではないでしょうか。ノーベル賞で経済的な方面のイメージが強くなるかもしれませんが、「人」を考える上でこの本で書かれていることは普遍的に受け入れられるんじゃないかと思います。主語大きい気がしますが。
つーことで、GW時間あって「本でも読むか」という人で、読んだこと無かったら『ファスト&スロー』お勧めですよ!
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